「なんとなく疲れが抜けない」「気づけばいつもイライラしてる」。そんな状態が続いていませんか?
仕事、家庭、人間関係…40代はストレスが重なりやすい時期です。放っておくと心も体もいつか限界を迎えてしまいます。
そんな悩む方のために、すぐにできるストレス解消法やセルフケアのコツを紹介します。
さらに、精神疲労の原因や避けるべき対処法にも触れています。「そろそろ限界かも」と感じたら、ここから始めてみてください
1、 今すぐできる!40代のためのストレス解消法7選
その場でストレッチしたり、歩いてみる
「え、それだけ?」 と思った方必見です!
体を動かすと緊張がやわらぎ、気持ちが切り替わりやすいです。椅子に座ったまま首や肩を回す、数分だけ歩くといった簡単なので十分です。👍
軽く体を動かす習慣が、気分のリセットにつながります。



深呼吸をする
ゆっくり深〜く呼吸したら副交感神経(心と体がリラックスさせ消化を促進する神経)が働き、心が落ち着いて行きます。呼吸に意識を集中するだけで雑念が減り、リラックス効果が高まります。
緊張を感じたときは「4秒吸う・7秒止める・8秒吐く」を意識してみましょう。
甘いものを少しだけ口にする
糖分は気分を和らげる働きがあり、少量のチョコや和菓子が手軽です。ただし食べすぎると体調に悪影響が出るため、必ずほどほどに取り入れるのがポイントです。



ただ甘いものではなくて、オススメは高カカオチョコ(70%以上)・フルーツ・和菓子少量・ハチミツなど、自然由来の甘みのあるものを推奨します!
よく噛んで食べる
よく噛むことで脳が活性化し、気持ちを落ち着けるホルモンが分泌されます。特別な食材でなくても、普段の食事で咀嚼を意識するだけで効果があります。
先ほど話していた少量甘いものを食べるのと同時に行うとぴったりです!
気分転換できるグッズを上手に使う
アロマやマッサージボール、握るリングなど、自分が心地よいと感じるグッズを1つ常備すると安心です。
デスクやリビングに置けば、気分転換したいときすぐ使えて手軽なものもあり、おすすめです!

しっかり眠る
「当たり前なこと」と思いますが、今でも出来てない人増えています!
良質な睡眠は心身の回復に欠かせません。良質な睡眠は酒を飲んで早く寝るとかは逆効果で寝る前にスマホを控え、照明を落として眠りやすい環境を整えましょう。
特に寝る前のスマホ使用が多く若い層の方も増えていますが、睡眠を「大切な休息時間」と意識して回復につなげましょう!
趣味や一人時間に没頭する
自分だけの時間を持つと気持ちがリセットされます。音楽や読書、絵を描くなど、好きなことに集中する時間を意識的につくりましょう。
周囲から離れることで心にゆとりが生まれます。趣味無いならこれから自分が心からワクワクするものや特に情熱(パッション)を注げることにあたって見ましょう!
また、さらに自分が何に情熱が湧くかわからない方は、サイトですぐ確かめられる診断があるので試してください。新しい自分を見つめ直せるキッカケになるかもしれません。
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2、 精神疲労の原因とは?日常に潜むストレッサーを見逃すな!
仕事や家庭でのプレッシャー
昇進や人間関係、子育てや介護など、多くの責任がのしかかる時期です。抱え込みすぎると疲労が慢性化してしまいます。


無理をせず、周囲に助けを求めて役割を分担することが大切です。周囲に相談できる人がいない場合相談窓口や、オンラインでも気軽に相談し問題整理できて、いる場合は友達や家族に再会するのも気持ちを落ち着かせます。
年齢による回復力の低下
若い頃より疲れが残りやすくなり、同じ方法では回復できなくなります。年齢に合わせた生活習慣を見直すことが、精神疲労を減らすポイントです。
自然に触れたり、知人との会話や軽い運動が効果があります。

自分の気持ちを後回しにしがち
他人を優先して自分を後回しにすることも、精神疲労の原因です。
我慢を続けると心の限界を迎えやすくなります。自分の気持ちを優先もしながら人に合わせることで心のゆとりができますし、他人との間を仕事などで連携も取りやすくなります。
3、 ストレスが心と体に与える意外な影響
行動にあらわれるストレス反応
イライラ、集中力の低下、無気力などはストレスの初期サインです。
放置されると人間関係や生活に悪影響を与え兼ねないため、小さな変化にも早めに気づきましょう。溜めすぎると冷静を保てなくなりますので心のケアを!
知らずに進行する自律神経の乱れ
ストレスは溜めすぎると自律神経のバランスを崩し、眠りが浅くなるなどの不調を招きます。生活リズムを整え、休養をしっかり取ることで改善しやすくなります。
時に気持ちをリフレッシュさせて自分の心のケアと休憩時間を前もってとっておきましょう!ただし、ギャンブルなどといった間違った方法でストレスを発散することは逆効果なので抑えておきましょう!
ちなみに睡眠を取っても疲労が残る、昼間に強い眠気を感じるなどの症状はストレスによる可能性があります。無理を重ねず、休養を優先することが必要です。ですが、時間をかけて徐々に心のストレスを軽くして行くので長期的な計画をして行きましょう!
4、実は逆効果?やってはいけないストレス対処法
【注意】アルコールや暴飲暴食に頼る

お酒は前にも言いましたが、お酒や過食は一時的に気がまぎれても、健康に悪影響を及ぼします。結果的に自己嫌悪につながることもあるため控えましょう。
気持ちを抑えて違う形で対処しましょう!
例 自然に触れる、軽い運動、知人との会話、趣味 等が推奨です。
無理なポジティブ思考
「前向きに考えなきゃ」と無理をすると逆に負担になります。メンタルがボロボロなのに自分を見つめ直すことなんて絶対NG! 帰ってネガティブ思考になる可能性があります。
落ち込んだときは少し休むか、次やることだけ考えて余計なことを考えずにする姿勢が大切です。
日常生活に支障が出てきたら専門機関へ
仕事や家庭に支障をきたすほどのストレスは、専門家に相談することが必要です。早めにサポートを受けることで回復につながります。

地域の精神保健センター、精神科、保健所、公的相談窓口、など支援先はさまざまありますので自分と自覚があるなら行ってみて状態確認してみてはどうでしょうか?
4、 まとめ
- ストレスは手軽な方法から解消を試す
- 精神疲労の原因を知ることで対策が取りやすくなる
- サインを見逃さず早めに対応することが大切
- 誤った対処法は状態を悪化させる可能性がある
- 深刻な場合は専門機関の助けを借りることも必要
無理をせず、自分のペースでストレスに向き合うことが心身の健康を守ります。小さな工夫を積み重ねることから始めましょう。
関連記事(日本版と海外の研究記事)
日本版
緩徐な腹式呼吸はストレス反応を軽減するか(2021年/松浦和文 他)
健康成人を対象に、腹式呼吸がストレス反応を抑える効果を確認。リラクセーション手法としての呼吸法(2009年/佐藤和彦 他)
誰でもできる呼吸法の有効性を実証。呼吸パターンによる快適度の違いも提示。禅的呼吸法によるストレス低減効果(2016年/京都大学 奥野元子 他)
禅式呼吸でストレス指標や心理指標が改善。伝統的手法の現代的根拠。呼吸プロジェクト(2022年/杏林大学名誉教授 古賀良彦 他/ウェルネス総合研究所)
呼吸に香りや味覚刺激を組み合わせ、集中とリラックスを高める研究。ストレスチェック制度の効果(2024年/厚生労働省)
職場でのストレスチェック導入が、セルフケアの意識向上に役立つことを確認。
海外研究記事
Breathing Practices for Stress and Anxiety Reduction — TGK Bentley et al., 2023
呼吸法が自律神経を整え、ストレス・不安を減らす効果を示しているレビュー。 PMC
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10741869/ PMC‘Cyclic sighing’ can help breathe away anxiety — Stanford Medicine, 2023
毎日5分の呼吸練習(長い吐きに重点を置くもの)が不安を減らし気分を改善するという実験。 Stanford Medicine
https://med.stanford.edu/news/insights/2023/02/cyclic-sighing-can-help-breathe-away-anxiety.html Stanford MedicineEffect of breathwork on stress and mental health: A meta-analysis — Fincham et al., 2023
呼吸法全般(Breathwork)が、ストレス・不安・抑うつの自己申告スコアを有意に改善するというメタ分析。 Nature
https://www.nature.com/articles/s41598-022-27247-y NatureRelationship between physical activity and anxiety — D Sun et al., 2024
運動が不安障害の軽減に寄与し、定期的な身体活動がメンタルヘルスを支える可能性を示している研究。 Frontiers
https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2024.1296154/full FrontiersPhysical activity improves depression, anxiety, and psychological resilience — M Liu et al., 2024
運動量と心の強さ(resilience)、ストレス・不安・抑うつとの相関を分析していて、運動のもたらす心理的利益を裏付けるもの。 PMC
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11191160/


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